こんにちは、Gochoです。
ファッション、楽しんでますか?
気づくとクローゼットの中が黒い服ばかりになっている。
そんな経験はありませんか?
ファッションにおいて多くの人に選ばれている「黒色」ですが、
その背景には、実は無意識のうちに働いている
心理が隠れていると言われています。
本記事では、
- なぜ人は黒を選んでしまうのか
- 黒が歴史の中で、どのような意味合いで使われてきたのか
- 黒い服のメリット・デメリット
をご紹介します。
ぜひ最後までご覧ください!
人が黒い服を選ぶ心理

結論から見ていきましょう。
合わせやすくて楽だから
まず顕在意識としてはこれが圧倒的に多いと
思います。
黒色は無彩色であるため、トレンドカラーや
鮮やかな原色など、基本的にはどのような色と
組み合わせても喧嘩せず全体のバランスを調整してくれるので、
ファッションに関心がない方からお洒落が大好きな方、そして若年層から高年層の方まで、幅広く選ばれております。
実際、私の周囲の人に聞いてもこの理由が
ほとんどでした。
急いでいる時など、パパッとコーディネートを
組んでも失敗が少ないというのは安心かつ楽ですよね(笑)
自分を強く見せたい心理
人は色を見た瞬間に、無意識のうちにその印象を受け取るものです。
黒は
- 自身
- 威厳
- 力強さ
などを感じさせる色とされており、身につけることで言動や態度そのものに重みを持たせる効果があると考えられています。
第一印象が関係性を左右しやすい対人関係において、「芯のある人物」というイメージを与えたい時や、「相手に軽く見られたくない」と感じる場面で、黒い服は選ばれやすい傾向にあります。
またプライベートに限らず、ビジネスシーンにおいてはリーダーシップを発揮したい場面などで用いられることも多い色です。
自分を守りたい心理
一方で、黒には
- 近寄りがたい
- 怖い
といったイメージもあることから、他者との間に一定の距離を保ちたい時に選ばれる色でもあります。
対人関係において、必ずしも自分を前に出したいとは限らず、必要以上に踏み込まれたくない場面ももちろんありますよね。
そういった時に黒い服は無意識のうちに自己開示を抑え、周囲との境界線を引く役割を果たします。
黒は感情や内面を覆い隠す色でもあり、自分の状態を必要以上に見せずに済むため、心理的な安心感を得やすいとされています。
対人ストレスを軽減し、自分自身を落ち着かせるための“防御”として機能することもあるということですね。
黒い服を好む人の性格的傾向
以上の心理を踏まえた上で、黒い服を好む人には以下のような性格的傾向が見られると考えられます。
- 完成度を求める「完璧主義」
- 評価と影響力を意識する「野心家」
- 場に馴染むための「同調志向」
あくまでも傾向ですが、黒の持つイメージからすると納得できるかなというところですね。
まぁ相反する部分もありますし、結局全員に当てはまるのでは?って思っちゃいますけど(笑)
※情報ソース
著書「Psychologie der Farben/エヴァ・ヘラー」
著書「Fashion as Communication /マルコム・バーナード」
黒色が持つイメージ

ここからは、色彩心理学や歴史の観点から黒色のイメージを見ていきましょう。
色彩心理学から見る黒色
色彩心理学において黒は、以下のようなイメージを感じさせると言われています。
| 自信 | 威厳 | 権威 | 力強さ | 重厚感 | 冷静さ |
| 緊張感 | 非日常性 | 匿名性 | 神秘性 | 高級感 | 洗練 |
| 支配力 | 無機質 | 静寂 | 禁欲性 | 孤独 | 内向性 |
| 抑制 | 不可侵性 | 死 | 喪失 | 恐怖 | 闇 |
| 閉塞感 | 冷酷 | 無感情 | 終焉 | 悲しさ | 信頼感 |
ざっと並べてみましたが字面からも緊張感が走りますね(笑)
他の色と比べて感情を刺激しにくく、情報量が少ないため、見る人に多くを語らず、想像や解釈を委ねる性質を持っています。
また黒は、光を反射せず吸収する色であることから、心理的にも「内向き」「遮断」「集中」といった作用をもたらすと考えられています。
そのため、身につけることで自分の内面に意識を向けやすくなり、周囲の影響を受けにくく感じる人も少なくありません。
歴史から見る黒色
黒は時代や文化によって、その意味を大きく変えてきた色です。
古代においては「闇」や「死」と結びつき、畏怖や不吉さの象徴として捉えられる一方で、終わりと始まり、再生を内包する色でもありました。
中世ヨーロッパでは染色技術の発展により、深く均一な黒が非常に高価なものとなります。
そのため黒い服は、次第に富や権力、知性の象徴へと変化していきました。
聖職者や学者、貴族が黒を身にまとったのは、禁欲性や精神性を示すためでもありました。
近代に入ると、黒は喪服や礼服として定着し、「感情を抑える色」、「場にふさわしさを示す色」という社会的な役割を担うようになります。
しかし20世紀初頭、この黒のイメージを大きく塗り替えた存在が、ココ・シャネルです。
1920年代に発表された
「リトル・ブラック・ドレス」は、
黒を悲しみや形式の色から解放し、
「シンプルで自立した女性像を象徴する色」へと昇華させました。
黒はここで初めて、日常における洗練と機能美の色として広く受け入れられたのです。
さらに1980年代、黒は再び強烈な意味を帯びて
世界に提示されます。
1981年のパリ・コレクションで
川久保玲や山本耀司が発表した、
黒を基調とした非西洋的な服は、後に
「黒の衝撃」と呼ばれる出来事を引き起こしました。
身体を誇示せず、不完全さや違和感を内包する黒は、それまでの西洋的な美意識に対する明確なアンチテーゼでした。
この流れを経て、黒は単なるフォーマルカラーや流行色ではなく、価値観や姿勢を表明する色として再定義されていきます。
黒の歴史とは、社会や美の基準が更新されるたびに、その意味を変え続けてきた軌跡だと言えるでしょう。
関連記事:黒の衝撃とは?意味・歴史・ファッションへの影響を徹底解説
冬に黒い服が多くなる理由
冬の季節になると黒い服を着る人が多いなって思ったことありませんか?
諸説あると思いますが、一般的には以下の理由であると考えられています。
- 黒は光を吸収する色であることから、太陽の熱を取り込みやすく、物理的に暖かい
- 黒は収縮色であるため、着ぶくれしやすい冬でも輪郭を引き締めてスマートに見せられる
- 実際に黒い服を着用する人は多く、心理的な安心感がある
こうやって見ると確かに理にかなっているなって思いますね。
逆に言うと、夏に黒は暑いというのも納得です。
黒い服を着るメリット・デメリット

ここからは黒い服を着るメリットとデメリットを見ていきましょう。
メリット① 引き締まって見える・スタイルが良く見える
黒は収縮色とされ、視覚的に面積を小さく見せる効果があります。
そのため、体型をシャープに見せたい時や、スタイリッシュな印象を与えたい時にはうってつけの色と言えるでしょう。
メリット② 冷静さ・自信・信頼感を与えやすい
色彩心理学において、黒は「冷静さ」や「自信」、「信頼感」をイメージさせる色とされています。
対人関係において、上記のような印象を与えたい時に黒を用いることは、有効的なテクニックだと考えられます。
メリット③ 合わせやすく、コーディネートに悩む時間を減らせる
黒は他の色と干渉しにくく、どんな色とも調和しやすい特性を持っています。
そのため、コーディネートを考える際に配色で悩む必要が少なく、直感的に服を組み合わせやすい色だと言えます。
「今日は何を着ようか」と考える時間や迷いを減らせることは、日常の小さなストレスを軽減することにもつながります。
特に忙しい日や、服装に失敗したくない場面では、黒を軸にしたスタイリングは安心感がありますよね。
結果として、服選びにかかる思考コストを下げつつ、一定以上の完成度を保ちやすい点は、黒い服のメリットのひとつと言えるでしょう。
あのスティーブ・ジョブズも決断の回数を減らすために毎日同じ服を着てたのは有名な話ですよね!
メリット④ 汗ジミが目立ちにくい
これは皆さん馴染み深いと思います。
黒は濃色であるため、汗によるシミやムラが比較的目立ちにくい色とされています。
ベージュや特にグレーなんかの服は、汗をかいた瞬間に輪郭が浮き出てしまうことがありますが、黒の場合は色の濃さがそれを吸収し、視覚的な違和感を抑えてくれます。
そのため、暑い季節や緊張しやすい場面、人と会う機会が多い日などでも安心感がありますよね。
見た目の清潔感を保ちやすく、余計なストレスを感じずに過ごせる点はメリットのひとつと言えるでしょう。
ただし、汗をかいた後の潮吹きには注意が必要です。
余談ですが私は学生時代、長距離の自転車通学でどうしても汗だくになってしまうけど、脇汗パッドを買うのは恥ずかしかったので脇部分の内側にティッシュを重ねて貼ってました(笑)
メリット⑤ 汚れが目立ちにくい
黒は濃色であることから、軽い汚れが視覚的に目立ちにくいという点もメリットですね。
外出中に多少の汚れが付着してしまっても、
ぱっと見では気づかれにくく、清潔感を保ちやすいです。
これは自論かつ極論なんですけど、
「清潔【感】が大事」とはよく言ったもので、
実際に清潔かどうかより清潔に見えるかどうかが重要だと思うんですよ。
例えば、
「1週間毎日着てるけど汚れていない黒Tシャツ」
v s
「新品だけど汚れている白Tシャツ」
だったら、見た目的な清潔感の印象はおそらく前者が勝ちますよね(笑)
※臭いは度外視、、
ここで何が言いたいのかというと、
汚れが目立ちにくい=清潔感を保ちやすい=永く着れるってことです!
お気に入りの服はできる限り永く着たいというのはおそらく皆さん同じなはずです。
黒い服はメンテナンスも比較的楽ですしね!
ただし、白っぽい汚れや糸くずは逆に目立つので注意が必要です。
メリット⑥ カジュアルなアイテムでも大人っぽく見える
色が持つ印象って本当に不思議なもので、
黒は「高級感」や「落ち着き」といったイメージもあることから、
例えばTシャツやスウェット、デニムといったカジュアルなカテゴリーのアイテムでも、
黒を選ぶだけでシックで洗練された大人っぽい雰囲気を演出することができます。
よく「お洒落はドレスとカジュアルのバランスが大事」と言われますが、そのあたりのバランスを簡単に取れてしまうんですね。
年齢的に幼い印象は与えたくないという方にはぜひ黒をおすすめしますよ!
デメリット① 冷たい・近寄りがたい印象を与えることがある
黒は状況や着こなしによっては「冷たい」、「話しかけづらい」と受け取られることもあります。
特に全身黒でコーディネートした場合、相手との距離感を無意識に生んでしまう可能性があります。
もしそのような印象を求めていない場合は、素材感や小物で調整したり、全身黒は避けた方が無難かもしれませんね。
デメリット② 季節感や軽快さが出にくい
黒は重厚感を与える色のため、春夏など軽やかさを出していきたい季節において、着こなし方によっては少し重すぎる印象を与えてしまう可能性があります。
ただ、フルレングスのパンツは避けて足首を見せたり、リネン素材のアイテムを取り入れたりすれば軽やかさは出せるので無問題です!
デメリット③ 老けて見える
黒い服(主にトップス)を着用すると老けて見えると聞いたことはありませんか?
これは、
- 黒は顔回りに光を反射しにくく、光を吸収するため顔のシワやたるみによる影が強調されやすくなる
- 黒は肌とのコントラストが強すぎるため、肌のくすみや血色の悪さが黒との対比でより際立ってしまい、疲れた印象や元気のない印象を与える
ことが原因であると一般的に言われています。
私は今まであまり意識したことはなかったですけど確かに理屈は納得です。
が、黒い服が好きなのでこれからもドンドン着ていきます(笑)
まとめ
いかがでしたでしょうか?
私も黒が好きなので、無意識レベルでそういう心理があったのかと少しドキッとするような内容でした。
普段何気なく使っている黒い服ですが、こういった知識を入れておくと様々なシーンで活用できそうですね。
それでは!



コメント